インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州で、腹部が大きく膨らんだニシキヘビを男たちが上下に激しく揺さぶっている様子が撮影された。男たちはどうやら、ヘビが呑み込んだある動物を吐き出させようとしていたようだった。インドのニュースメディア『Indiatimes』などが報じた。
日本時間12日、インド森林職(IFS)のパルヴィーン・カスワンさん(Parveen Kaswan)がXに動画を投稿し、その内容が物議を醸している。
動画は、ヒマラヤ山麓に広がる農村地帯ヒマーチャル・プラデーシュ州ウナ地区で撮影されたもので、腹部が大きく膨らんだニシキヘビの尻尾を男が持ち、別の男2人が激しく揺すっているのが見て取れる。
男2人は、軽く3メートルはありそうなヘビの腹部に布を巻いて上下に揺らし、呑み込んだ動物を吐き出させようと試みている。多くの男たちが携帯で撮影している中、ヘビが苦しそうに喘ぐのが分かる。
しばらくすると、子ニルガイ(大型のレイヨウ)の足2本がヘビの口から飛び出し、それまでヘビを揺すっていた男2人が手を離し、その場を見守った。
するとヘビは、体をよじりながらニルガイを吐き出し始め、最後に映し出されたのは、すでに息絶えたニルガイの横で、腹部が小さくなりぐったりしたヘビの姿だった。
なお、パルヴィーンさんはこの動画で、