米テキサス州ベア郡コンバースで7日朝、ジライヤ・ジョンソン君(Jiryiah Johnson、1)がピットブル3頭に襲われ、その日の夜、搬送先の病院で亡くなった。ジライヤ君はベビーシッターの女の家に預けられていたが、女は13歳の娘にジライヤ君を任せ、仕事に出かけていた。米ニュースメディア『KENS 5』などが伝えた。
7日朝、ジライヤ・ジョンソン君のベビーシッター、ヘザー・ロドリゲス(Heather Rodriguez、36)が「怠慢により子供に重傷を負わせた重罪」で逮捕された。
地元のハビエル・サラザール保安官(Javier Salazar)によると、ヘザーはベビーシッター中にもかかわらず、13歳の娘とジライヤ君を寝室に残し、飼い犬のピットブル3頭が中に入れないようにドアを閉めて仕事に出かけていた。しかし、そのうちの1頭が壊れかけていた寝室のドアから室内に侵入し、ジライヤ君に襲いかかり、2頭が後に続いた。
一緒にいた13歳の少女は当時、ジライヤ君を守ろうとしたものの、少なくとも1頭がジライヤ君に噛みついて離そうとせず、まるで綱引きをするような状態に追い込まれた。
少女はその後、ジライヤ君を連れてバスルームに逃げ込んだが、3頭は中に入り込み、ジライヤ君だけでなく少女にも襲いかかった。そのため少女はジライヤ君をバスルームに残し、携帯を取りに行って警察に通報し、助けを求めた。そしてジライヤ君を連れて別の寝室に身を隠すと、助けが来るまでの数分間、体を張ってドアを押さえ続けていた。
ヘザーは、現場に駆けつけた警察官らが興奮したピットブルに邪魔されて家の中に入れずにいた頃に帰宅し、3頭を外に出した後、ジライヤ君に最初の応急処置を施したという。
ヘザーの家の中は薄汚いカーペットが敷かれ、ゴミが散乱し、