4人は案内されて降機した。
カーラさんは「あなたの服は、ファミリーのための航空会社にふさわしくないと言われた」と明かしており、タラさんは「若いい人たちはほとんどクロップトップを着ているし、これは普通でしょう。クロップトップで降機させられるなんてあり得ない」と激怒する。
さらにスーパーバイザーは「別の飛行機を予約する」と機内で約束したものの、機外に出ると「空席がない」と言って返金を拒否したそうで、テレサさんはInstagramで「約14万8000円(1000ドル)を支払い、別の航空会社の飛行機を予約しなければならなかった」と説明した。そして「私たちはまるで犯罪者のように扱われた気がして、恥ずかしかった。機内のみんなが私たちのことを見ていたのよ」と語った。
その日はタラさんの30歳の誕生日を祝うために飛行機を予約していたが、2人は「客室乗務員にはあの時、『セーターを着るから』と何度か申し出たのに、『もう遅い』とだけ言われたの。そんなこともあって、その後の旅行はちっとも楽しめなかったわ」と憤る。またこの件の後、スピリット航空に連絡をしたものの返事はないと言い、Instagramでは「これは偏見や差別、そして女性蔑視の行為。私たちは法的措置をとることも考えているの」と綴った。
ちなみにスピリット航空の運送約款には、乗客が不適切な服装をしている場合や、みだらで節度に欠け、攻撃的な服装の場合には降機を求めることがあり、また降機を求められた場合には返金しないことなどが記載されているという。スピリット航空は現在、この件について調査中としているが、今回のニュースには次のような様々なコメントが寄せられた。
「男性客室乗務員の名前を明かすべき。クロップトップを着ている女性が嫌いなんでしょう。」
「私と妻はこのフライトに乗っていた。一部始終を見ていたけど、男性客室乗務員は失礼な奴だった。」
「2人とも、他の人を不快にさせるような服装をしていたとは思えない。それになぜ、子連れの女性まで降機させたの?」
「2024年だからといって、この服装はないのでは? 悪いけど、まるで半裸状態だよ。」
「あれはクロップトップではなくてスポーツブラだよ。降機させられたのは納得だよ。」
「クロップトップとスポーツブラの違いが分からないなんて!」
「セーターを肩にかけたり、膝の上に置いただけではダメ。ちゃんと着ないとね。」
「彼女たちが過剰反応しているだけ。」
「こんな動画を公開して、恥ずかしいと思わないのか?」
なおブラジルの女性インフルエンサーも昨年、ビキニ姿で飛行機に搭乗しようとしたところ、「服装が適切でない」と拒否されていた。その後、女性はSNSに当時の写真を投稿して不満をあらわにしていたが、露出度の高い服装にSNSは大炎上した。
画像は『Teresa Around The World Instagram「Hi friends!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)