なんと野生のグラウンドホッグ(ウッドチャック)だった。
当時の様子を撮影した写真では、多数のカラフルなぬいぐるみに埋もれるグラウンドホッグの姿が写っている。景品の取り出し口からよじ登ったと見られるこのグラウンドホッグは、出口が分からなくなり閉じ込められてしまったようだ。
自力で脱出できなくなったグラウンドホッグを救出するためクレーンゲーム会社に連絡し、ゲーム機のロックを解除してもらった。その後、サルバドーレ管理官がグラウンドホッグを捕獲し、ケガなく野生に返すことができた。
同委員会は、景品のぬいぐるみに埋もれるグラウンドホッグや、サルバドーレ管理官がクレーンゲームの中をのぞく写真をInstagramに投稿し、「遊んでいるわけではありません。捜査中です」「次は不正に景品をゲットするのではなく、専用のコインで遊んでほしいですね」と冗談を交えて報告した。
この投稿には、「ぜひこの“景品”をゲットしたいね」「寝床を探していたのかも」「本当に取れちゃったら、そのまま飼ってもいいかな?」「これは子どもたちが大興奮するやつ」「可愛いし、最高の“景品”だよ」などといった声が寄せられた。
ちなみにブラジルでは昨年5月、ある男性がクレーンゲームでぬいぐるみを獲得したところ、取り出し口から“本物”の猫が現れていた。
画像は『Pennsylvania Game Commission Instagram「As a kid, do you remember the excitement and anticipation of playing the claw machine game at the arcade?」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)