米デラウェア州在住の男性は2019年8月、家庭菜園が何者かに荒らされていることに気付きカメラを設置した。するとそこに現れたのは、堂々とカメラを見つめて野菜をかじるグラウンドホッグだった。それから3年、男性はグラウンドホッグと共存しながら暮らしているという。『The Dodo』などが伝えている。
デラウェア州ミドルタウン在住の庭師ジェフ・ペルマーさん(Jeff Permar)は今から約3年前、家庭菜園の野菜が荒らされていることに気が付いた。
「これまで20年以上、野菜を作っていてね。以前も害獣の被害に遭ったことがあったけど、あの時はそれまでとは違い、一口トマトをかじった後で次のトマトをかじるという、まったく嫌な食べ方だったね」と当時を振り返るジェフさん。足跡を探してみるも見つからず、その後モーションセンサー付きの監視カメラを設置した。
ジェフさんは「センサーに反応すると携帯電話に連絡が来るようになっていてね。犯人はグラウンドホッグ(ウッドチャック)で、カメラの前に突然姿を現すといきなり野菜を食べ始めた。どこからやってきたのかも全く分からなかったよ」と明かすと、このように続けた。
「本当にがっかりしたよ。菜園のフェンスを高くして、周りに丸太を並べてフェンスの下から中に入れないようにしたけど、全く効果がなかった。そいつは一日に3回はやって来て、カメラの目の前で野菜をほおばるんだ。他の動物たちは野菜を盗むとすぐにその場を去っていくのに、あのグラウンドホッグだけはカメラのリフレクションが好きなのか、前に立ちじっと見つめるんだ。」
ところがジェフさん、毎日やってくるグラウンドホッグに次第に愛着が湧き、