「2年前、トルコで受けた減量手術をきっかけに人生が変わった」と語る31歳のイギリス人女性は昨年、産後の豊胸手術でインプラントのバッグが脇の下にずれてしまうという信じられない経験をした。しかしながら女性はSNSで「トルコでの手術を止めることはない」と宣言しており、様々な声が寄せられている。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えた。
英チェスター出身のローレン・エヴァンスさん(Lauren Evans、31)は2022年7月6日、トルコで腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を受け、これまでに95キロ(15ストーン)を超える減量に成功した。
複雑な家庭で育ったローレンさんは6歳の頃から肥満だったそうで、子供のための減量キャンプに参加したが痩せることはなかった。そしていつしか2人の子供を授かったローレンさんだが、パートナーに虐待されて精神を病み、20代後半になると体重が152キロ(24ストーン)にまで増加した。
そんなローレンさんに転機が訪れたのは29歳の誕生日を迎えた後で、「2人の子供たちのためにも変わりたい。30歳になってもデブのままでいるのは嫌」と一大決心。女性保護施設に入所し、減量手術を受けることにした。ところがその頃のローレンさんは自殺願望がひどく、イギリスの国民保健サービスでは減量手術が認められなかったことから、トルコでの手術を決めたのだった。
「イギリスでは約144万~227万円(7千~1万1千ポンド)する手術が、トルコでは飛行機代込みで約47万4000円(2300ポンド)。この手術で私の人生は大きく変わったの」と語るローレンさん。これまでに95キロの減量に成功して健康的になっただけでなく、