ウィリアム皇太子が、英国の伝統的な競馬の祭典「ロイヤルアスコット」2日目に出席した。トップハットとモーニングスーツで正装した皇太子は、カミラ王妃とともに馬車に乗り、レース前のロイヤルパレードに参加した。会場で皇太子は、義理の母キャロル・ミドルトンさんの足元が不安定になったため、彼女に手を差し伸べるという紳士的な場面が目撃された。
英王室が主催する競馬の祭典「ロイヤルアスコット」が現地時間18日、英バークシャー州にあるアスコット競馬場で開幕した。
初日には、レース開始前に恒例のロイヤルパレードが行われ、正装したチャールズ国王とカミラ王妃が馬車に乗って会場入りした。
イベント2日目を迎えた19日には、ウィリアム皇太子がカミラ王妃と馬車に乗り、ロイヤルパレードの先頭を切った。皇太子はトップハットとモーニングスーツで正装し、カミラ王妃はロイヤルブルーの帽子とドレスを纏っていた。皇太子らが乗る馬車には、ハリファックス伯爵夫妻が同乗していた。
キャサリン皇太子妃は毎年、ウィリアム皇太子とともに「ロイヤルアスコット」に出席しているが、現在はがんの治療中であることから、今回は出席を見送ったとみられている。皇太子妃は15日に開催された国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」で王室行事に復帰し、元気な姿を見せていた。同じくチャールズ国王もがんの治療中だが、