スペインの空港で飛行機に搭乗しようとした男性は、機内持ち込み用のスーツケースが規定サイズを超えてしまい、1万円以上の追加料金を請求された。ところが料金を払いたくなかった男性は予想外の行動に出て、最終的にスーツケースを規定サイズに収めた。そばにいたスタッフを驚かせたものの、見守っていた周囲からは拍手や歓声が上がったという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
驚きの行動をとったのは、スペインのマヨルカ島にあるパルマ・デ・マヨルカ空港から、スペイン南部アンダルシア州コスタ・デル・ソルへのフライトに乗ろうとしていた、ダニエルさん(Daniel)だ。
格安航空会社「ライアンエアー(Ryanair)」を予約したダニエルさんは、機内持ち込み用のスーツケースを持って搭乗口に向かったところ、スーツケースのサイズチェックで引っかかってしまった。
ライアンエアーのウェブサイトによると、機内持ち込みの荷物は、座席の下に置くことのできる小さなバッグ(40×20×25センチ)と、重さ10キロ以内かつバッグの3辺が55x40x20センチ以内のものと制限されている。
ダニエルさんのスーツケースは規定サイズを若干超えていたため、追加料金として70ユーロ(約1万1870円)を請求されてしまった。ダニエルさんは10年ほど前にもライアンエアーで手荷物のサイズ超過により追加料金を請求されたことがあったが、その時は30ユーロ(約5090円)だったと話す。
機内持ち込み手荷物が規定サイズを超える場合には、チェックイン時に預け手荷物として処理しなければならない。追加料金の支払いを迫られたダニエルさんは、