機体から落下したフライト・コーディネーターの職員と階段の移動を担当していた職員との間で、連絡ミスが起きたことを挙げている。落下した職員はケガをして治療を受けたものの、命に別状はないと報道されている。
「トランスヌサ航空にとって、運航のあらゆる面で安全が最優先事項です。事故の再発防止のため、地上業務の請負業者『PT Jasa Angkasa Semesta』とともに、セキュリティ手順の強化とより厳格な防止策を講じました」と、トランスヌサ航空はコメントを公表した。
また今回の件は、「機体のドアが閉まるまで可動式の階段を設置したままにすること」という航空規則に違反したとみられ、空港側でも今回の事故について調査が行われている。
この動画はネット上で拡散されており、「これは痛そう。全然笑えないよ」「この人は訴訟を起こすべき」「動画を撮影していたということは、イタズラだったりして」「これより低い高さからでも、首を折って死亡する可能性があるよ」といったコメントがあがっている。
ちなみに昨年1月には英ロンドン・ヒースロー空港で、初出勤の客室乗務員が離陸前に脱出用シューターを作動させ、飛行機の遅延や混乱をもたらしていた。
画像は『New York Post 「Wild video shows airline worker tumble from plane after not realizing co-workers moved ladder」、「Airline crew blasted for ‘life threatening’ photo shoot on plane wing」(CEN)』『M Zulqarnain B X「JUST IN」』『Shauns_Aviation X「Another photo from the ramp! Photo via Lorcan Meehan on Facebook」』『Ivan Leon X「British Airways Boeing 777-300ER – Cape Town International Airport International Terminal – 26 January 2022.」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)