インドで先月、池で泳いでいた14歳の少年の口の中に魚が突然飛び込み、喉の奥にはまって取れなくなるという珍しい事故が発生した。しかも魚はなかなか取り出せず、医師は緊急手術をせざるを得なかったという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。
印チャッティースガル州ジャーンジギールチャーンパ地区アカルタラのある村で先月29日朝、池で泳いでいたサミール・ネタム君(Sameer Netam、14)の口の中に突然、魚が飛び込んだ。
サミール君は当時、友人らと魚釣りを終えたばかりで、池の中で泳ぎ始めたところ、魚が口の中に飛び込み喉の奥へ入り込んでしまった。
パニックになったサミール君はその後、身振り手振りで魚が喉に詰まってしまったことを知らせたそうで、集まった人たちで魚を取り出そうとしたという。
しかしどれも上手くいかず、サミール君は目に見えて容体が悪化。通報を受けて駆けつけた救急車でアカルタラの地域健康センターに救急搬送された。家族も一緒だった。
同センターでも早速、医師のチームが魚を摘出しようと奮闘したが失敗し、サミール君の口からは血が流れ出し、呼吸にも問題が生じ始めた。
当時の様子はカメラが捉えており、