キャサリン皇太子妃ががんを公表する動画で語った内容は、すべて本人が考えたものだったことが明らかになった。王室メンバーは通常、スピーチの原稿作成をスタッフに任せるが、皇太子妃は自分の言葉で表現したそうだ。その理由についてある友人は、「自分が公人であり、より広い指導者としての責任があることを知っているから」と説明した。
ケンジントン宮殿の公式SNSは現地時間22日、「ウェールズ公妃、キャサリンからのメッセージ」と題した動画を公開した。
映像には、キャサリン皇太子妃がウィンザー城の庭でベンチに座る姿が映っている。
皇太子妃は、1月にロンドンで腹部手術を受けた後にがんが発見され、現在は化学療法の初期段階にいると告白した。そして「大きなショックでした」と打ち明けると、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)を安心させるため、ウィリアム皇太子とともに全力を尽くし、適切な方法で説明したと語った。
最後には、自身と同様にがんと闘病する人々に向けて「どうか信念や希望を失わないでください。あなたはひとりではありません」と伝えた。
この動画は現地時間20日に撮影されたが、当日のウィリアム皇太子は、