イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ヴィクトリア・ベッカムのショーに動物愛護団体が乱入 プラカードを掲げランウェイを闊歩

動物愛護団体「PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)」による抗議活動が行われるというハプニングが起こった。

抗議者達は「動物は布ではない」「動物の皮に背を向けろ」と文字が入った白いクロップトップを着用し、「ヴィーガンレザー万歳」と書かれたプラカードを掲げながら、モデル達に加わって堂々とランウェイを歩いた。

ヴィクトリアのブランドでは、毛皮やクロコダイル、パイソンなどの「エキゾチック・スキン」を使用していないものの、現在もカーフレザーを素材としたアイテムを販売している。

会場の最前列に着席するベッカム家のメンバー。ショーの途中で、動物愛護団体の抗議者が現れるハプニングが発生した(『nicola Instagram』より)

同団体の欧州会長は同日に声明を発表し、ヴィクトリアのブランドに対する抗議について、次のように述べた。

「どのような衣服やアクセサリーであれ、繊細で賢い動物を乱暴に屠殺し、皮を剥ぐ価値などありません。我々はヴィクトリア・ベッカムに対し、リンゴ、ブドウ、パイナップル、マッシュルームなどから作られた高級レザーのように、エシカルでエコフレンドリーな革新的技術に目を向けるよう強く求めています。」

「PETA」のキャンペーン参加者達は破壊的な抗議活動をすることで知られており、ニューヨーク、ミラノ、ロンドンを含む世界的なファッションイベントなどでもデモを行っている。

今回の抗議活動により、ヴィクトリアのショーのライブ配信は中断されたが、抗議者達が警備員によって追い出されると、モデル達がランウェイを再び闊歩する様子が配信された。

ショーのフィナーレには、黒いトップスとワイドパンツを着用したヴィクトリアがランウェイに現れ、観客達に挨拶をした。

全身黒の装いで、ショーを見守ったヴィクトリア。後ろには、ランウェイを闊歩したモデル達が並んでいる(『David Beckham Instagram』より)

ヴィクトリアは先日、ジムで転倒して左足を骨折したため、メディカルブーツを履いていた。両手で杖をつきながらゆっくりと歩くと、観客達に投げキスをしたり、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるなどした。

画像2~6枚目は『Victoria Beckham Instagram「Always there to support me」「Thank you to my incredible Atelier team!」』『nicola Instagram』『David Beckham Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

ショーのフィナーレで杖をついてステージに登場したヴィクトリア。拍手を捧げる観客達に投げキスを送った(『Victoria Beckham Instagram「Thank you to my incredible Atelier team!」』より)

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