人魚伝説のモデルになったと言われ、水草を食べる姿から“海牛”とも呼ばれる海洋哺乳類マナティーは、丸々とした体型で愛くるしい姿が人気だ。そんなマナティーが集まる米フロリダ州のシルバー・スプリングス州立公園で、母子の心温まる動画が捉えられ、注目を集めている。動物専門サイト『The Dodo』が伝えた。
フロリダ州シルバー・スプリングス州立公園内にあるシルバー・スプリングスは、11月中旬から3月末までの間、温かい湧き水を求めてマナティーが集う「マナティーの季節」を迎える。
そんなシルバー・スプリングスでカヤックツアーを提供する「Get Up And Go Kayaking(以下、GUAGK)」のツアーガイド、ジョシュさん(Josh)が11日、マナティー母子のほのぼのした姿を捉え、Instagramに投稿して注目されている。
動画は、大きな体の母マナティーに赤ちゃんがヒレを動かしながら近づいていき、母がヒレで抱き寄せる。すると赤ちゃんは、母の頬にまるでキスをしているかのように顔を寄せ、母はギュッとハグ。優しい時が流れるのであった。
そしてこの動画には、次のようなコメントが届いた。
「ハグしてる!」
「母のハグは最高だね。母が恋しくなる。」
「これは貴重な贈り物。素敵な動画をありがとう。」
「赤ちゃんは母マナティーにキスしている! これは最高だよ。」
「癒される。」
「親子の関係は動物も人間も同じだね!」
「マナティーを観察する時は距離を置いて! 『人間が遊び相手ではない』ということを学ばないと、船に近づきすぎて怪我をするからね!」
なおアメリカマナティーは、大きいもので体長4メートル、体重900キロを超え、