インドネシア、ジャワ島にあるサッカースタジアムで今月10日、親善試合中だった35歳の男性選手が雷の直撃を受け、搬送先の病院で死亡した。落雷の瞬間、男性が炎に包まれる様子はカメラが捉えており、衝撃が広がっている。印ニュースメディア『India Today』などが伝えた。
ジャワ島、西ジャワ州バンドンにあるシリワンギ・スタジアムで10日午後4時20分頃、同州スバン出身のセプテン・ラハルジャさん(Septain Raharja、35)が雷に打たれ、搬送先の病院で死亡が確認された。
当時、スタジアムでは「2 FLO FCバンドン」と「FBIスバン」の親善試合が行われており、カメラが捉えた事故の様子がSNSで拡散された。
その動画では、ボールから少し離れた場所に立っていたセプテンさんに雷が落ちると、身体が炎に包まれるのが見て取れる。セプテンさんはその場ですぐに倒れ込んでおり、そばにはチームメイトらが駆け寄った。
なおイタリアのニュースメディア『Italy 24 Press News』は、セプテンさんの当時の状況について次のように報じた。
「脚や他の部分に重度の熱傷を負い、皮膚の色は赤黒く変色していた。靴は焦げ、ユニフォームはズタズタに引き裂かれていた。また皮膚は溶けたようになり、電流が身体を通り抜けたことにより引き起こされた損傷が見られた。」
セプテンさんはピッチではまだ息をしていたそうだが、