ロシアの首都モスクワ南東部の鉄道駅で4日、18歳男性がホームから足を滑らせ、ホームに入ってきた電車にはねられた。男性は電車とホームに挟まれたところを一緒にいた友人2人に救出されており、当時の衝撃的な動画が拡散している。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。
事故が起きたのはモスクワ中央径線(MCD)2号線のクリヤノヴォ駅で、事故の一部始終は監視カメラが捉えていた。
男性は事故直前、友人2人の前でシャドーボクシングの真似をしたようで、膝を曲げて腰を落とし、軽快な動きを見せていた。
しかし当時、線路には雪が積もり、ホームは濡れて滑りやすくなっていたようで、友人の1人がふざけて手を伸ばした瞬間、男性は後退してバランスを崩してしまう。
そしてちょうどホームに入ってきた電車に自ら飛び込むような姿勢で衝突して跳ね返り、うつ伏せの状態でホームに叩きつけられた。
男性は下半身がホームと電車の隙間に落ちたまま数秒間、電車に引きずられていたが、隙を見て友人2人が引っ張り上げた。
電車が停止したのはそれから約10秒後のことで、