海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】ハイキングコースで子連れのクマと遭遇 大声を出して必死に追い払う映像に恐怖(米)<動画あり>

ローラさんは何度も笛を鳴らしたり大声を出したりしてクマを遠ざけようと試みている。

次第にクマとの距離が大きく開き、ローラさんが後ずさりではなく振り返って来た道を戻ろうとした。するとハイキングをしていた男性と出会い、この先にクマがいることを説明したところで動画は終わっている。

女性がクマから逃げながら来た道を戻っていくと、次第にクマとの距離は開いた。他のハイキング客が現れ、協力してクマを追い払うことができた(画像は『FOX 11 Los Angeles 2023年11月17日付「Terrifying bear encounter on SoCal hiking trail caught on camera」』のスクリーンショット)

山から下りるためにはクマの先にある分かれ道を進む必要があったと言い、ローラさんは男性と協力してクマを驚かせ、片方の道へ進むように誘導した。この作戦は上手くいき、ローラさんと男性は反対の道を進んで無事に下山することができた。

緊迫した状況を捉えたこの動画がネット上で拡散されると、「これは怖い。私だったら走って逃げ出しちゃうよ」「1人でハイキングに行くなんて信じられない」「これだから私はトレッドミル(ランニングマシン)で走るんだ」など恐怖のコメントが多数寄せられた。

同トレイルは美しい自然に囲まれていることで有名であり、観光客にも人気のスポットだ。しかしクマのような動物も生息しているため、注意が必要である。米国立公園局によると、クマは基本的に人が近づいてくるのを察知すると避ける傾向があるという。ハイキングなどへ行く場合にはクマ除けスプレーを携帯してなるべくグループで行動し、クマが出そうな場所では音を出すなど自身の存在を目立たせることが重要であるという。急に姿を見せるなど、クマを驚かせてしまう行為は危険であるため、避けるように呼び掛けている。

また同局は、クマと遭遇してしまった場合には冷静さを保ち、走ったり急に動いたりはせず、頭の上でゆっくりと両手を振ってクマと距離をおくように伝えることを勧めている。高い場所に登るなど、自分の体を大きく見せることも効果的だという。

ちなみに2020年7月にはメキシコにて、ハイキングをしていた女性らが目と鼻の先の距離にクマが迫るも、非常に冷静に対応したおかげで無事だった様子を捉えた動画が話題を呼んでいた。

画像は『FOX 11 Los Angeles 2023年11月17日付「Terrifying bear encounter on SoCal hiking trail caught on camera」』『Alex Trysthän 2020年7月19日付Twitter「Oso: Si salimos bien la selfie???」』『David Oppenheimer 2023年4月11日付Facebook「Chillaxing at the end of the day, didn’t expect to make eye contact so close.」』『Open Space and Mountain Parks 2022年11月27日付Instagram「This bear discovered the ranger’s wildlife camera Wednesday night.」』『New York Post 2022年5月27日付「Hero mom saves toddler from black bear: ‘I was cussing like a sailor’」(Samantha Martin via Storyful)』のスクリーンショット、『Inside Edition 2023年10月22日公開 YouTube「7-Year-Old Encounters Massive Bear While Riding Scooter」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 iruy)

2020年にメキシコでハイキング中クマがすぐ背後に迫るも、あまりにも冷静な女性たちが話題となった(画像は『Alex Trysthän 2020年7月19日付Twitter「Oso: Si salimos bien la selfie???」』のスクリーンショット)

2023年カナダで今月、7歳男児がアメリカクロクマ(アメリカグマ)と遭遇するも、男児や近隣住民の冷静な対応に注目が集まった(画像は『Inside Edition 2023年10月22日公開 YouTube「7-Year-Old Encounters Massive Bear While Riding Scooter」』のサムネイル)

2023年にアメリカで自宅の庭でスマホを見て寛ぐ男性と野生のクマが鉢合わせ。両者とも驚いて数秒ほど硬直してしまった(画像は『David Oppenheimer 2023年4月11日付Facebook「Chillaxing at the end of the day, didn’t expect to make eye contact so close.」』のスクリーンショット)

2022年、米コロラド州に生息するクマがトレイルカメラを偶然発見し、400枚もの自撮り写真を撮っていたことが明らかになった(画像は『Open Space and Mountain Parks 2022年11月27日付Instagram「This bear discovered the ranger’s wildlife camera Wednesday night.」』のスクリーンショット)

2022年アメリカで、野生のクマを見つけた2歳女児が無邪気にハグをしようとして、母親を真っ青にさせた(画像は『New York Post 2022年5月27日付「Hero mom saves toddler from black bear: ‘I was cussing like a sailor’」(Samantha Martin via Storyful)』のスクリーンショット)

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