ソニー君はアサ医師が15年以上出産を見守ってきた中でも、最も大きな赤ちゃんだという。
ソニー君の体重が表示された後、その場にいた病院スタッフらは(北米プロアイスホッケーリーグのトロフィー)である「スタンレー・カップ」を獲得したかのように歓声を上げたそうだ。
エアーズさん夫妻にとってソニーちゃんは5人目の子どもで、上には3人の兄であるチャンス君(Chance、6)、エヴェレット君(Everett、5)、ラッキー君(Lucky、3)、そして姉のマリーゴールドちゃん(Marigold、18か月)がいる。
エヴェレット君は4479グラム(9ポンド14オンス)ときょうだいのなかでは一番小さく生まれた赤ちゃんで、チャンス君は4791グラム(10ポンド9オンス)、そしてラッキー君とマリーゴールドちゃんはともに5896グラム(13ポンド)以上だった。
ソニー君の身体の大きさを前にしたチャンスさんは「新生児用サイズのおむつが必要だったことがありません」と話し、ソニー君は「生後間もなく6か月児用の服を身に着けることになりました」と付け加えた。
ソニー君にまつわるエピソードはこれだけにとどまらない。チャンスさんによると、ソニー君は病院にいた頃から食欲旺盛で、ミルクを飲む量も一般的な赤ちゃんが20mlであるのに対し、ソニーちゃんは90mlを完飲して看護師を驚かせたという。
身体の大きな5人の子宝に恵まれたエアーズさん夫妻だが、ソニー君が家族に迎える最後の子どもであるそうで、チャンスさんは「5人で十分です」と語っている。
ちなみに「日本産婦人科学会」の公式ホームページによると、妊娠中の糖代謝異常である「妊娠糖尿病」に母親がなると、母親だけではなく胎児も高血糖になり、巨大児が生まれることがあるそうだ。しかし、エアーズさん夫妻の子どもはみんな大きく生まれてきたとはいえ、ブリテニーさんが妊娠糖尿病にかかったことはないそうなので、夫妻の場合はそれが原因ではないとのことだ。
画像は『CTV News Kitchener 2023年10月25日付「‘The shock when the baby came out’: Cambridge, Ont. OB-GYN describes delivering record-breaking infant」(Colton Wiens/CTV Kitchener)』『TODAY 2023年10月28日付「This baby who weighs nearly 15 pounds just set a hospital record」(Courtesy The Ayres family)』『G1 2023年1月19日付「‘Bebê gigante’ que nasceu em Parintins com 7 kg quebra recorde é o maior do AM, diz secretaria」(Foto: Divulgação/SES-AM)』『The Sun 2021年5月1日付「WHOAH BABY First-time mum gives birth to 13lbs baby girl after her bump was SO big doctors thought she was having twins」(Credit: Mercury)』『UNILAD 2019年10月13日付「Mum Gives Birth To ‘Mini Sumo Wrestler’ Baby Girl Weighing 13lbs」(Nine.com.au)』『NBC 7 San Diego 2018年12月27日付「Oh Baby! Texas Newborn Weighs in at 14 Pounds, 13 Ounces」(Family Photos)』『Metro 2017年9月16日付「Mum gives birth to massive 12lb baby twice the average size」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 H.R.)