マレーシアで今月19日、体長7メートルの巨大なニシキヘビが捕獲された。ヤギ小屋で見つかったこのヘビのお腹は異様に膨らんでおり、小屋にいたヤギを丸呑みしたようだ。「消化に疲れて動けなくなったのでしょう」と専門家は推測しているという。マレーシアのニュースメディア『New Straits Times』などが報じている。
マレーシアのケダ州カンプン・グア・バトゥ・ヒタムで今月19日の午前8時23分、「農家のヤギ小屋に巨大なニシキヘビがいる」とクバン・パス民間防衛隊に通報が入った。その25分後、現場に到着した隊員はヤギ小屋の中に巨大なアミメニシキヘビを発見した。
南アジアと東南アジアに生息するアミメニシキヘビは世界最長のヘビと言われており、今回の個体は体長約7メートル、体重は約140キロと巨大で、隊員らは安全にヘビを捕獲するまでに、4人掛かりで30分近くかかったという。捕まえたヘビを小屋から引きずり出すと、長いヘビの姿が明らかとなった。
ヘビの体を伸ばして撮影された写真には、6人の隊員がヘビの体を支える様子が写っている。ヘビの体の中央部分をよく見ると、不自然に大きく膨らんでおり、ヘビは小屋の中にいたヤギを丸呑みしたようだ。別の写真では、隊員の1人がヘビの口を開けて支えており、