チリの広場で今月5日、救急隊らが交通事故を想定した訓練を行っていたところ、野良犬が飛び入りで参加し注目を集めた。地面に横たわり微動だにしない負傷者役の女性を見た野良犬は、自ら死んだふりをしてみせ、SNSには「この犬にオスカーを!」という声があがったという。動物専門サイト『The Dodo』などが伝えた。
チリ南部ロス・ラゴス州の州都プエルトモントにある広場で5日、自転車と車の衝突事故を想定した訓練が行われた。
広場には地元の救急隊らと医学生のチームが集まり、ある女性が自転車に乗っていて車に撥ねられ、重傷を負った患者を演じていた。
ところがしばらくすると現場には、1頭の野良犬が飛び入りで現れ、人々の注目を集めたのだ。
それは地元で可愛がられているというオス犬の“ヒガンテ(Gigante)”で、広場の一角でびくともしない女性のそばに寝転ぶと、お腹を見せて死んだふりを始めたという。
そしてこのヒガンテの姿がSNSに投稿されると瞬く間に拡散し、「ヒガンテにオスカーを!」「これは可愛い」「なんて美しい犬なの! しかも素晴らしい俳優だね」「癒される」といったコメントが寄せられた。
目撃者によると、