チャールズ国王とカミラ王妃がフランスの公式訪問初日の夕刻、ベルサイユ宮殿で開催した国賓歓迎晩餐会に出席した。宮殿前のレッドカーペットには国王夫妻がエマニュエル・マクロン大統領夫妻と並んで立ち、カメラの前で写真撮影を行った。晩餐会ではチャールズ国王がフランス語でスピーチを行い、英仏間の「固い友情」について述べた。さらに国王は、母エリザベス女王がパリを初訪問した時、胎内で聞いたシャンソンの名曲が今でもお気に入りだと明かした。
チャールズ国王とカミラ王妃は現地時間20日にパリ=オルリー空港に到着し、3日間にわたるフランスでの公式訪問を開始した。夫妻は今年3月に同国の訪問を予定していたが、年金改革をめぐる暴動が起きたため延期されていた。
仏訪問の初日、チャールズ国王夫妻はパリのエトワール凱旋門でエマニュエル・マクロン仏大統領とブリジット夫人からの歓迎を受けた。その後、両夫妻は大統領官邸であるエリゼ宮殿へと移動し、国王と大統領が会談を行った。
そして夕刻にはベルサイユ宮殿で、マクロン大統領夫妻が主催するステート・バンケット(国賓歓迎の晩餐会)が開催された。
宮殿前にはレッドカーペットが敷かれ、歌手ミック・ジャガーと恋人メラニー・ハムリックさん、俳優ヒュー・グラントと妻でTVプロデューサーのアナ・エリザベット・エーベルシュタインさん、サッカー指導者のアーセン・ベンゲル氏、元サッカー選手のディディエ・ドログバ氏など英仏関係への貢献を称えて招待されたセレブを含む、160名のゲストが出席した。
レッドカーペットではチャールズ国王夫妻とマクロン大統領夫妻が並んで現れ、