チャールズ国王とカミラ王妃が、3日間にわたるフランスへの公式訪問を開始した。夫妻はパリのオルリー空港に到着後、エトワール凱旋門でエマニュエル・マクロン仏大統領とブリジット夫人に出迎えられた。国王と大統領は凱旋門の下にある無名兵士を偲ぶ記念碑に花輪を贈呈し、黙とうを捧げた。国王夫妻は今年3月にフランス訪問を予定していたが、年金改革をめぐる暴動が起きたため、延期されていた。
チャールズ国王(74)とカミラ王妃(76)は現地時間20日午後、 “Baby Voyager”と呼ばれるプライベート・チャーター機でフランスのパリ=オルリー空港に到着した。
空港に降り立った夫妻は、エリザベット・ボルヌ仏首相や外交官達から歓迎を受けた。滑走路には、仏国家憲兵隊の一部である共和国衛兵隊の将校と20人の衛兵が並んでいた。
カミラ王妃は「フィオナ・クレア」による淡いピンクのコートドレスに、「フィリップ・トレイシー」による同色のベレー帽を合わせていた。空港では強風だったため、王妃は帽子を片手で押さえながら、飛行機のタラップを降りていた。
その後、チャールズ国王とカミラ王妃は公用車のベントレーに乗り、シャルル・ド・ゴール広場の中央にあるエトワール凱旋門に向かった。
現地ではエマニュエル・マクロン仏大統領(45)とブリジット夫人(70)が出迎え、