ヘンリー王子とメーガン妃が、英国の住居だったフロッグモア・コテージから正式に退去したことをバッキンガム宮殿が発表した。チャールズ国王は今年1月、ヘンリー王子の回顧録発売日の翌日に退去手続きを開始していた。国王はコテージをアンドルー王子に譲り渡すと報じられたが、今後の具体的な動向については発表されていない。
チャールズ国王が、ヘンリー王子とメーガン妃に対してフロッグモア・コテージからの立ち退きを通告したと報じられたのは、今年3月のことだった。
当時、米メディア『Page Six』は、国王がヘンリー王子の回顧録『Spare(原題)』が発売された翌日、現地時間1月11日にコテージからの退去手続きを開始したと伝えていた。英メディア『The Sun』によると、国王はコテージを弟のアンドルー王子に譲るためヘンリー王子夫妻を追い出す決意をしたという。
そんなヘンリー王子夫妻が、ようやくフロッグモア・コテージを正式に明け渡したことが明らかになった。
英メディア『Sky News』『The Independent』などは現地時間6月29日、毎年恒例の王室助成金(Sovereign Grant)の説明会で、枢密院のファイナンスを管理するマイケル・スティーヴンス卿が「サセックス公爵夫妻がフロッグモア・コテージを退去されたことを確認しました」と述べたと伝えた。
スティーヴンス卿は「これらの取り決めについて、ここで詳しく説明するつもりはありません」と言うも、