ベルギー在住のある男性が先日、家族の協力を得て自身の死を偽装し、ニセの葬儀に親戚や友人を呼んだ。45歳という若さで亡くなってしまったと思い込んでいる参列者たちが悲しみに沈んでいるところに、その男性がヘリコプターに乗って登場、元気な姿を見せたのだ。男性はなぜこんなことをしたのか。男性は親戚からぞんざいに扱われていると以前から感じており、どれだけ自分のことを気にかけているのか試すために今回のイタズラを敢行したという。米ニュースメディア『New York Post』などが詳細を伝えた。
ベルギー在住で、インフルエンサーとして活躍しているデイヴィッド・バーテンさん(David Baerten、45)は今月初め、妻や子ども達に協力してもらい、自分が亡くなったというニセの情報を親戚や友人に流した。
デイヴィッドさんの娘がFacebookに「パパ、安らかにお眠りください。ずっとパパのことを思い続けるよ。パパの人生はこれからも続いて、おじいちゃんになるはずだったのに。なぜこんなに不公平なの? みんなパパのことを愛してる!」と、デイヴィッドさんが本当に亡くなってしまったかのように追悼の意を表した。
この投稿を読んだ人々は、デイヴィッドさんが若くして亡くなってしまったと思い込んだ。その後ベルギー東部リエージュ市でデイヴィッドさんの葬儀が行われると、親戚や友人たちが集まった。そこでデイヴィッドさんの遺体の到着を待っていたところにヘリコプターが飛んできて近くの草原に着陸すると、なんと元気な姿のデイヴィッドさんが降りてきたのだ。
当時の様子を捉えた動画には、デイヴィッドさんが死んでしまったと信じて疑わなかった参列者たちが、