米ミネソタ州の動物シェルターで先月31日、隣同士の囲い(サークル)に入っていたはずの2頭の犬が一緒にいるのが確認された。2頭は友達犬で、スタッフが監視カメラの映像を確認したところ、茶色のピットブルの大胆な行動が明らかになった。イリノイ州のテレビ局『25 News Now』などが伝えた。
ミネソタ州にある動物シェルター「ミネアポリス動物ケア&コントロール(Minneapolis Animal Care and Control、以下MACC)」に5月中旬、ピットブルのメス“ブレンダ(Brenda)”と“リンダ(Linda)”がやって来た。2頭は街をうろついていた野良犬で、一緒にいたところを保護され、隣同士のサークルに入れられた。
ところが先月31日のこと、MACCのマディソン・ヴァイセンボルンさん(Madison Weissenborn)が同僚と一緒にシェルター内をチェックしていると、1頭しかいないはずのサークルの柵から2頭の犬が顔を出していることに気付いた。
「『いったいどういうこと?』と、思わず三度見したわよ」と目を丸くするマディソンさん。そこで監視カメラの映像を確認したところ、茶色の被毛のブレンダが壁を乗り越え、友達犬のリンダのサークル内にジャンプする姿が捉えられていた。
サークルの高さは1メートル半くらいはあると思われ、マディソンさんは当時のことを「動画のブレンダの姿を見て、これは本当にすごいと思ったわ」と語り、