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writer : ac

【海外発!Breaking News】7年も「肥満」と誤診された30歳女性、41キロ超の卵巣嚢胞を摘出 手術前の姿に衝撃(英)

英ウェールズに住む女性は先月3日、人生の転機となる卵巣嚢胞の摘出手術を受けた。女性は7年前から腹部の異常を訴えていたにもかかわらず、かかりつけ医には「ただの肥満」と言われてきたそうで、摘出された嚢胞の重さは41キロを超えていた。英ニュースメディア『WalesOnline』などが伝えている。

月経周期の乱れや痛み、肌荒れ、イライラなど月経にまつわる悩みを抱える女性は少なくない。英ウェールズ南部クンブランに住むペイズリー・ディランさん(Paisley Dylan、30)もそんな一人で、20代前半になると生理痛がひどくなり、腹部が少しずつ大きくなっていくのを感じていた。

7年前のこと。ペイズリーさんは腹部が硬くなっていることに気付き、当時住んでいたイングランドのかかりつけ医に診察を受けた。大きく膨らんだ硬いお腹を押すと、押し返される感覚があったそうだが、医師には「心配はいらない。ただの肥満だから痩せるように」と言われたという。

しかしペイズリーさんのお腹の成長は止まらず、そのうち腰痛にも悩まされるようになり、腹部が邪魔で靴紐を結ぶことすらできなくなった。ペイズリーさんは「全ては肥満のせい」と自分に言い聞かせるようにして過ごしてきたが、さすがに「やはりどこかおかしいのではないか」と別の病院で診察を受けた。

ペイズリーさんは当時のことをこのように語る。

「それはロックダウンに入り、実家ウェールズのアングルシー島で両親と過ごしていた時でした。私はそこで19キロほど痩せましたが、お腹の大きさはちっとも変わらず、現地で医師の診察を受けたのです。しかし医師は、仰向けになった私のお腹を押しただけで『ただの肥満ですよ。痩せてくださいね』と言っただけでした。」

こうして大きなお腹は次第にペイズリーさんの精神面にも大きな影響を及ぼすようになり、

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