オーストラリアのシドニーに住む2児の父ベン・テートさん(Ben Tate)と娘ザラちゃん(Zara、8)のリップシンク(口パク)・パフォーマンス動画が、勢いを増している。親子が「Ben&Zara」のアカウント名でSNSをスタートしたのは2020年9月のことだが、現在TikTokのフォロワー数は380万人、Instagramも58万8千人を超え、楽しい動画に多くの人が魅了されている。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。
1980年生まれのベン・テートさんと2015年生まれのザラちゃんの親子が、リップシンク&ダンスパフォーマンスで人気を博している。2人の年齢差は35歳だが、親子だけあって息もピッタリ。米歌手ブリトニー・スピアーズからマイケル・ジャクソン、英ロックバンドのクイーンまで幅広い楽曲をこなし、見ているだけで楽しくなる。
親子がSNSを始めたきっかけはパンデミックで、当初は制作した動画を家族や友人のみの限定公開にしていたそうだが、2020年9月にベンさんの妻リサさん(Lisa)が興味本位で公開してみたところ、24時間で再生回数が10万回を超えたという。
ベンさんは当時のことを「あまりの反響の大きさにショックを受けて、同時に少し怖くなった。それに5歳だった娘を公の目に晒すことにも抵抗があった」と振り返るも、そのまま公開を続けることに決めたそうだ。その理由について「娘は2歳から3歳になる頃から、僕と一緒に家でパフォーマンスをしていてね。歌や踊りが大好きだった。だから『娘が楽しんでやっているうちは続けてみよう。そして後は流れに任せてみよう』と思ったんだ」と明かしている。
そういうベンさん自身も、9歳の時に初めてコマーシャル撮影を行い、オーストラリアのメロドラマに出演したことがある。そしてあっという間にSNSの“スター”になったザラちゃんについて、