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現地キャストも「『ジョジョ』が好きでオーディションを受けた人もいた」と高橋。現地キャストがアドリブで会話するシーンでは「(フランス語が分かる人に確認したところ)非常に『ジョジョ』らしいセリフをアドリブで作ってくださっていた。それを聞いて、すごく愛されている作品で、皆さんでしっかり愛を持って作品づくりをされてるのを感じ、ことさら幸福な気持ちになっていました」と穏やかに語った。
高橋と同じくドラマ版から続投する飯豊まりえ(露伴の担当編集者・泉京香役)は、パリでのロケのエピソードを聞かれて「どれを挙げようかな」と目を閉じて考えてから「ルーヴル美術館を貸し切って撮影したんですけど、人のいないルーヴルを扮装しながら入って、モナ・リザの前でお芝居ができたこと、本当に夢みたいです」といまだ夢見心地の様子。他にも「凱旋門をバスの中で見るというシーン」を挙げた飯豊。奇跡的な瞬間を狙ったが、道路を封鎖せずに撮影したため「凱旋門を50周したんですね」と笑ってから「後にも先にもそんなに回れることはないと思うので、貴重な経験でした」とコメントした。これに渡辺一貴監督も「タイミングが来るまで凱旋門をぐるぐる回った。もう一生分見た」と笑いを誘った。
青年時代の岸辺露伴を演じる長尾謙杜(なにわ男子)、ルーヴル美術館で見つかった収蔵品の調査員・辰巳隆之介役の安藤政信は劇場版からの新キャストとなる。露伴が青年期に会った謎の女性・奈々瀬役の木村文乃は出席が叶わずビデオメッセージを寄せた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)