映画『引っ越し大名!』の公開初日舞台挨拶が30日に都内にて開催され、主演の星野源をはじめ、高畑充希、高橋一生、及川光博、濱田岳、そして犬童一心監督が登壇した。「キャストの仲が良かったので、暑い炎天下でも撮影できた」と振り返った星野だが、特に星野、高橋、濱田の3人はよく一緒に話をしていたようだ。通常は和やかにトークが展開される舞台挨拶だが、今回は高橋と濱田が一触即発かと思わせるような場面があった。
6年ぶりの主演映画となる星野源は、冒頭「本日インスタグラムを始めました星野源です!」と挨拶。「撮影から1年半まではいかないですけど、それぐらい開いたので待ちに待った初日です。嬉しいです」と喜びを露わにし、「小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまでどんな人も楽しめて観るべき、観て楽しい活劇時代劇だと思う」と手応えをうかがわた。特に星野、高橋、濱田は現場で仲良くしていたようで、及川光博によると「わちゃわちゃ」という言葉がぴったりだったという。犬童監督も「撮影中もこの3人が男同士でずっと笑顔で話しているんですよ。僕が近づいたときはスピーカーの話をしていました。スピーカーの話だけであんなに笑顔になるんだと…」と大変驚いたそうで「撮影中にそのこと(3人がいつも笑顔で話していること)が印象に残りました」と語ったほどだ。
濱田岳は「一生さんとは何作もご一緒していますし、おふたりとも優しいお兄ちゃんで、2人からゲームの話を教えてもらいました。僕、ゲームやらないんで、そんなに…だったんですけど。そこは年功序列とかいろいろあるので、『今度買ってみます』と適当にやっていました」と打ち明けた。濱田がゲームに興味ないことに気づかなかったという星野は「(濱田の)演技がうまいんでしょうね」と感心したが、高橋は「何作かやってるとわかってきますよ。この野郎の…」と返し、これに濱田が「みんないるんだから、この野郎ってどういうことなのかな」とクレームをつけ、