20年前にゆでた卵が、宝石のように変化したと話題になっている。中国在住のある女性が小学生の頃に母親がゆでた卵を食べ忘れてしまい、そのままにしていたそうだ。香港を拠点とするニュースメディア『星島日報』などが先月中旬に報じていたが、世界の奇妙なニュースを紹介するウェブサイト『Oddity Central』が今月に入って取り上げたことで、さらに注目を集めることとなった。
中国山東省済南市在住のフウ(傅)さんという女性が、中国のSNS「豆瓣(Douban)」にゆで卵の写真を投稿したところ、多くの関心を集めた。写真のゆで卵はフウさんが小学生の時に食べ忘れたもので、それから20年経っているという。
中国の大手メディア『捜狐』によると、フウさんは2003年の小学校6年生の時に母親と一緒に近所の食料品店を訪れ、バラ売りされていた卵の中から他の卵より一回り小さい卵を見つけたそうだ。フウさんはその小さい見た目に魅了され、母親に卵を買ってもらうことにした。
そして翌日、フウさんの母親は娘が学校で食べられるように卵をゆでておいた。フウさんはゆで卵をリュックサックの横のポケットに入れ、学校に持って行ったものの、その日は食べるのを忘れてしまい、そのまま3日ほど経ってしまった。気づいた時にはゆで卵がすでに腐っていると思い、食べることに躊躇するも捨てる気にならず冷蔵庫の上に置いたそうだ。
それから2か月以上経って、母親が冷蔵庫の上を掃除したことでフウさんはゆで卵の存在に気付いた。ゆで卵はピスタチオほどのサイズに小さく縮んでプラスチックのように固くなり、