米ワシントンD.C.の郊外にあるメリーランド州ジャーマンタウンのガソリンスタンド「Sunoco」で現地時間3月25日、車両強盗事件が発生した。しかし奪った車の中で犯人2人が“あること”に気付き、計画が失敗したことを悟り、すかさず車から飛び降りて逃走。被害者は無事に車を取り返すことができたという。地元のテレビ局『WBAL-TV』『WUSA9』などがこの一部始終を捉えた防犯カメラの映像とともに事件を報じると、犯人の間抜けぶりがSNSで話題になった。
モンゴメリー郡警察によると、事件があったのは3月25日土曜日の午後4時40分頃で、被害者の男性(氏名および年齢非公表)は給油を終えた車に乗り込もうとしていたところ、少年2人が自分に向かって走ってくるのを目撃した。2人はドアをこじ開け、被害者の男性を掴んで力ずくで引き摺り出すと「鍵をよこせ!」と脅したそうだ。
被害者は自身に危害が及ばないように抵抗しないで犯人に鍵を渡し、大人しく車から降りたという。しかしここで、驚くべき光景が目撃された。犯人らは車に乗り込み一度ドアを閉めたものの、すぐに車から降りてそのまま走り去ってしまったのだ。
実はこの車、