最終的にはリスの解放に成功したことを報告。「リスは怪我もなく、近くの森へとまっすぐ姿を消した」と続けた。
なお同署はこの投稿に、マンホールの穴から顔と前脚2本を出した「お手上げ状態」のリスの写真を添えており、リスの目が泳ぎ、放心状態であるのが分かる。リスがかなりのストレス下にあるのは一目瞭然だが、一方の消防士はというと、分厚いゴムの手袋をはめて3人がかりで対応、その表情は真剣そのものだった。
実は同消防署、4年前の2019年6月にもマンホールの蓋の穴に頭がはまったリスの救出を試みており、「今回騒動を起こしたリスと同一個体かどうかは分からない」と述べている。ただ消防士らは当時、現場でリスを解放できず、獣医がリスを麻酔で眠らせて対応していた。
ちなみにマンホールの穴にはまるのは、リスばかりではない。独ヘッセン州では2019年2月、消防士がマンホールの蓋の穴から体が抜けなくなったドブネズミを救助しており、害獣を助けた消防士に称賛の声があがっていた。
画像は『New York Post 2023年4月11日付「‘Uncooperative’ squirrel trapped in manhole, gets rescued by firefighters」(AP)(Feuerwehr Dortmund)、2019年6月21日付「Firefighters rescue squirrel stuck in manhole months after saving rat」(AP)』『Feuerwehr Dortmund 2023年4月11日付Facebook「Eichhörnchen aus misslicher Lage befreit」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)