海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「まるで小さなライオン」不法輸入で保護されたポメラニアン、珍しい姿は重篤な疾患のせい(独)

このほどドイツで、違法取引によって同国に不法輸入された子犬が関心を集めている。子犬はライオンのようなたてがみを持っており、まるで被り物でもしているように見えた。ところが可愛らしい見た目とは裏腹に、子犬は悲惨な状況に置かれていたようだ。独ニュースポータルサイト『TAG24 NEWS』などが伝えている。

ドイツ、ヘッセン州フランクフルト・アム・マインに拠点を置く動物保護施設「Tierschutzverein Frankfurt und Umgebung von 1841 e.V.」が、国外から不法に輸入されたメスの子犬を保護した。子犬はライオンのような変わった姿をしていたことから、3月に入って多くのメディアが伝えることとなった。

子犬は昨年11月30日に生まれたと見られ、生後3か月で母犬から引き離され、異国の地ドイツへと違法取引のために不法に輸入されたという。子犬は警察に押収された後、同国の狂犬病に対する検疫をクリアしなければならなかった。そして子犬は検疫を終えた後、同動物保護施設が引き取り、“リッサ(Lissa)”と名付けられた。

リッサは犬種がポメラニアンであるにもかかわらず、顔の被毛が剃ったように極端に短く、それ以外は普通のポメラニアンのようにふわふわの長毛で覆われていた。その姿はまるで小さなライオンのようだった。リッサの愛らしい姿は多くの愛犬家の心を虜にしたが、

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