今月17日から19日にサウジアラビアで開催されたF1サウジアラビア・グランプリのレースでは、世界中のF1ファンが白熱したようだ。決勝レースの前にはサウジアラビアの国歌がブラスバンドによって演奏された。しかしこの演奏が、プロのブラスバンドが演奏したものとは思えないレベルだったことから、多くの人に笑いをもたらしてしまったようだ。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えている。
今月19日にサウジアラビアのジェッダ市内でF1サウジアラビア・グランプリの決勝レースが行われた。海外線沿いに2021年に建設された全長6.174キロメートルのジェッダ・コーニッシュ・サーキットではレース前にサウジアラビアの国歌がブラスバンドによって演奏された。
レースに参戦するF1ドライバーを含め、多くのF1ファンが集まる厳かな中で、指揮者がタクトを振ると50人ほどの演奏者が一斉に楽器を演奏した。テンポ良く鳴り響くバスドラムに合わせてトランペットやサックスなどの管楽器の音色が聞こえてくるのだが、一部の演奏者から「ピーッ」といった、音程の外れた音が聞こえてくる。それは一瞬だけでなく、演奏の間ずっと聞こえていた。
当時撮影された映像には、