このほどイギリスで、ある強盗殺人事件についての裁判が行われた。強盗犯は高級腕時計「ロレックス」を着けた男性を標的にしたものの、のちに時計は偽物だったことが判明したという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。
英ルートンのルートン刑事法院で、現地時間3日に行われた強盗殺人事件についての裁判が注目を集めている。事件は昨年2月27日、当時33歳のソウル・マーレイさん(Saul Murray)が自宅アパートにて遺体で発見されたことにより発覚した。
ベッドフォードシャー警察は殺人事件として捜査を開始し、付近に設置された監視カメラの映像やソウルさんの電話の通話記録などから事件に関与したと見られるクレオン・ブラウン(Cleon Brown、29)、イケム・アフィア(Ikem Affia、31)、スプリート・ディロン(Surpreet Dhillon、36)、テミダヨ・オー(Temidayo Awe、21)の4人を逮捕した。
裁判によると当時、Instagramでロレックスの腕時計を着けたソウルさんの投稿を見つけた4人は、彼からロレックスを含む金品を強奪しようと企んだ。計画が立てられると、スプリートがハニートラップを仕掛けるためにInstagramでメッセージを送り、その後メッセンジャーアプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」を使ってソウルさんと会う約束を取りつけた。
そしてソウルさんが殺害される前夜、スプリートとテミダヨはソウルさんのアパートを訪れ、