ヘンリー王子とメーガン妃が、米フロリダ州知事のロン・デサンティス氏(44)から非難された。デサンティス氏は、2021年にメーガン妃を批判したことで人気番組を降板した毒舌司会者ピアース・モーガン(57)の新番組にゲストとして出演。モーガンからヘンリー王子夫妻について「不快な存在だったか」を尋ねられると、デサンティス知事は「一部の米国人にとってはそうだろう」と語ったのだ。
2024年米大統領選への共和党の有力候補といわれるロン・デサンティス知事が、英TalkTVの番組『Piers Morgan Uncensored』にゲスト出演した。
番組の進行役を務めるピアース・モーガンは、かつて英ITVの朝の人気番組『Good Morning Britain』でヘンリー王子とメーガン妃を激しく批判するなど毒舌司会者として知られる。2021年3月には、オプラ・ウィンフリーのインタビューでメーガン妃が放った爆弾発言について「彼女の言葉は一言も信じない」と非難したことで苦情が殺到し、突如番組を降板する事態となった。
そして2022年4月からは米メディア大手「News Corporation」の子会社である英新聞社「News UK」が所有・運営するTalkTVで、自身の冠番組をスタートした。
ゲストにデサンティス知事を迎えた今回のエピソードでは、差別に敏感な「ウォーク・カルチャー」や著名人など特定の人物の発言を徹底的に糾弾する「キャンセル・カルチャー」についての議論を交わした。
この時モーガンは、自身がメーガン妃を批判したことにより糾弾された結果、番組をクビになったことを語った。するとデサンティス知事が「今なら、私は彼らを信じたことによりクビにされるだろう」と返答したうえで、