英歌手ハリー・スタイルズがオーストラリアでの公演中にショーを中断し、家族の前でLGBTQであることを公にしたいというファンの要望に応えた。ハリーはメルボルンでのコンサート中、観客席で女性ファンが「ここにいる家族にカミングアウトするのを手伝って」と書いたプラカードを掲げるのを発見。音楽に合わせて会場を盛り上げながら、ステージから「カミングアウトしたよ!」と発表したのだ。ハリーは過去にも観客がカミングアウトするのを手伝ったことがあり、メルボルン公演の数日後にも同様の要望に応える場面がSNSで共有されている。
現在ワールドツアー「Love On Tour」を敢行中のハリー・スタイルズは、現地時間2月20日からオーストラリアでの公演をスタートした。
そんなハリーが現地でのコンサート中、観客席にいたファンがLGBTQであることを家族の前で公にするのを手伝うため、ショーを一時中断するというハプニングが立て続けに起こった。
最初は、同月24日に開催したメルボルンのマーベル・スタジアムでの公演だった。SNSで共有された動画では、ハリーがスパンコールで装飾したピンクとオレンジのストライプ柄のポロシャツと鮮やかなピンクのレザーパンツを着用して、ステージに立っている。
ハリーは観客席にいる女性ファンに名前を聞いたようで、「フォーヴ(Fauve)? 聞いたことがないね」と返事をしている。その女性か母親とみられる人物が「フランスの名前なのよ!」と返すと、ハリーは「とても洗練されてるね」と答えていた。
その後ハリーは、フォーヴさんが掲げるプラカードに書かれたメッセージをスタジアムにいた観客と共有した。
ハリーはマイクを持ちながら「フォーヴはこう書いている」と言うと、