シーズン開幕を今月30日に控えて行われたMLB(メジャーリーグベースボール)「スプリングトレーニング」の試合中、犬がホームランボールをキャッチするという珍事が発生、スタジアムは大いに盛り上がった。米ネットメディア『New York Post』などが伝えた。
珍事が起きたのは現地時間25日、米アリゾナ州グレンデールのスタジアム「キャメルバックランチ」で行われたロサンゼルス・ドジャースとカンザスシティ・ロイヤルズのオープン戦だった。
試合は5対2とロイヤルズがリードして迎えた7回裏のドジャースの攻撃で、マイケル・ブッシュ二塁手(Michael Busch、25)が打ったボールが左中間のフェンスを越えて芝生席に飛び込んだ。
ボールは何度か跳ねながら芝生でくつろぐ人々の輪の中に落ちていったが、ドジャースのユニフォームを着た数人のファンがボールを追う中、真っ先にボールをくわえたのはK9と呼ばれる訓練を受けたと思われる警察犬で、観客席からは拍手と大歓声があがった。
またこれには野球解説者も感心した様子で「犬がボールを取った? 犬だ! K9がホームランボールを取ったぞ!」と興奮しながらアナウンス、スタジアム全体が歓声に包まれた。
ホームランボールはその後、