エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】東野幸治、優秀な人材の相次ぐテレビ局退職に危機感「どんどんネズミが船から逃げていく」

任せられている番組に最後まで居座って細々と頑張っていくしかない―と話している。とはいえ若くて優秀な人が「どんどんなんかネズミが船から逃げていくように」テレビ局から去り、リアルタイムでテレビを視聴する人が大幅に減少している中、テレビ番組自体が大きく変化する可能性がある。このような状況で何の危機感も持たず「60歳で田舎暮らしをしながら、ローカル番組に出たい」などと、呑気に移住先を探していて大丈夫なのかという思いが東野には出てきたようである。

60歳以降の生活について東野が考えるようになったのは、近年テレビ業界(民放キー局)各局が、スポンサーのニーズが高い若年層に向けた番組作りを進めていることが大きい。その動きは関西のテレビ局も同じで、東野がMCを務める『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)でもゲストが明らかに若返っているのを実感したことを2021年4月放送の『東野幸治のホンモノラジオ』で語っていた。当時、関西テレビのエレベーターの中に掲示されていた番組視聴率のランキングは「49歳以下のターゲット層が何%見てくれました。その占拠率は何%でした」というようなことしか書かれておらず、東野は戸惑いを隠せなかったらしい。当然、番組MCにも「若年層に人気があるタレント」を起用したいという動きが出てくるはずで、世代交代の波が自分にも及んでくると感じたのだろう。

そんな東野は2021年11月、自宅から目と鼻の先に仕事場となる部屋を借りていることを明かしていた。子どもたちが巣立ってから増えた夫婦喧嘩も、彼が仕事場と自宅を行き来することによってかなり減ったという。このような夫婦関係も東野の地方移住でどう変わるのか、引っ越しが決まった時点にでも聞かせて欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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