このほどエメラルドグリーンのカリブ海に浮かぶ島国バハマで、観光船に乗ったツアー客が冷や汗をかくような光景を目にすることとなった。水中を泳ぐ大型のサメに向かって突然犬が海に飛び込み、格闘になったという。米メディア『New York Post』などが伝えている。
バハマ、エグズーマ島ジョージ・タウンにある、マリン・アクティビティのサービスを提供する「Exuma Water Sports」が、今月15日に観光船に30人ほどのツアー客を乗せて海上を遊覧していた。そこへ観光船の近くを悠々と泳ぐ体長約12フィート(3.7メートル)もある通称ハンマーヘッドと呼ばれるシュモクザメが現れ、ツアー客を喜ばせた。
ところが、遊覧を楽しんでいたツアー客らはこれから目にする光景にパニックになることとなった。サメは遊覧船から離れて岸辺にある小さな桟橋の方へと向かって泳いで行くと、突然どこからともなくやって来た犬が、サメをめがけて海に飛び込んできた。
その瞬間ツアー客らからは大きな悲鳴が上がり、水面にはサメと犬との戦いにより水しぶきが上がった。その様子は観光船の船長と乗組員が動画に撮影しており、動画の中でツアー客が「なんてことだ! あの犬はサメに噛みつこうとしてる」と声を上げていた。
犬とサメは水面で弧を描きながら戦っているように見え、