昨年7月、壊れた水槽を捨てようとしたイギリス在住のある女性が災難に見舞われた。車のトランクから水槽を取り出そうとしたところ、約30センチのガラスの破片が眼球に突き刺さってしまったのだ。すぐに病院で緊急手術を受けた女性だが、現在も後遺症が残っており、医師からは「完全に回復する可能性は極めて低い」と告げられている。英ニュースメディア『WalesOnline』『Metro』などが伝えた。
英ウェールズのスウォンジーで暮らすエリザベス・トウィチェットさん(Elizabeth Twitchett、41)は昨年7月6日、壊れた水槽を捨てようとした際に恐ろしい事故に見舞われた。
その日、車でリサイクルセンターに到着したエリザベスさんはトランクから水槽を取り出そうとしたところ、30センチほどのガラスの破片がどういうわけか眼球に突き刺さってしまったのだ。
夫のオーウェンさん(Owain、41)に電話で助けを求めた彼女は、近くのモリストン病院の救急外来に運ばれたのち、シングルトン病院に搬送され緊急手術を受けることになった。
エリザベスさんは当時のことについて、このように振り返っている。
「トラウマになるようなひどい事故で、本当にぞっとしました。裂傷が大きく、眼球の内側が飛び出していたんです。私は気を失いそうになりながらも何とかガラスの破片を取り出しました。病院に向かう途中、オーウェンは励ましてくれましたが、私は自分がひどい状態ということを分かっていました。だって今までに感じたことのないような痛みでしたから。手術前に医師たちは最善を尽くすと言ってくれましたが、私は目が覚めたら失明しているかもしれないと覚悟していました。」
幸いにも眼球を失わずに済んだエリザベスさんだったが、