経済的な理由などから飼い犬を捨てざるを得なかったホームレスの女性が現地時間1月25日、動物保護施設のスタッフらの働きかけで愛犬と感動の再会を果たした。スタッフを動かしたのは、女性が「どうか可愛がってあげて…」としたためた愛犬の首輪に挟んだ1枚の手紙だった。英ネットメディア『LADbible』などが伝えた。
米テネシー州チャタヌーガで現地時間1月24日、首輪とリードを付けたまま彷徨っていたメス犬が保護され、動物保護施設「マッケイミー動物センター(McKamey Animal Center)」に持ち込まれた。
その犬の首輪には飼い主だった女性(ママ)が書いたと思われる1枚の手紙が挟まれており、同センターのFacebookでメス犬の写真とともにシェアされた。
手紙は「私の名前は“リロ(Lilo)”。どうか私を可愛がってください」と書かれたもので、このように続いていた。
「ママは子供2人を抱えたホームレスで、私のことを飼うことができません。ママは最善を尽くしましたが、どうすることもできませんでした。私はお金がかかり過ぎるからです。でもママは私のことをとても愛しています。私は素晴らしい犬で、愛されることが大好きです。どうか私をいじめないでください。」
さらにこの手紙の片隅には「リロという名前を変えないで」と走り書きがあり、心を打たれたスタッフは「愛犬を“世話ができない”という理由で手放すことがどんなにつらいかよく分かる」と前置きし、