日本原産の柴犬は飼い主に忠実なことで知られ、最近は海外での人気も急上昇中だ。そんな柴犬を飼っていた中国の女性が最近、中国版TikTok「抖音(Douyin)」に投稿した動画が話題となっている。『South China Morning Post』などが伝えた。
中国・黒竜江省ハルビン市に住む趙さん(Zhao)は最近、子犬の頃から飼い始めもうすぐ8年になる柴犬の“サイサイ(Saisai)”を泣く泣く手放した。
今年4月になって犬の毛が原因とみられる喘息が悪化したためで、趙さんはサイサイに別れを告げ、自宅から約8キロ離れた友人に愛犬を託した。
ところがある晩のこと、趙さんは玄関の外で物音がすることに気付いてドアを開け、我が目を疑った。戸口にいたのは友人宅にいるはずのサイサイで、趙さんはその姿を見るやいなや涙が溢れて止まらなくなったという。
当時の様子を捉えた動画では、趙さんがサイサイに「いったいどうやって戻ってきたの? 音がするのが聞こえたけど、まさかあなただとは思わなかったわよ」と優しく言葉をかけている。そんな趙さんにサイサイはしきりに尻尾を振って甘えており、興奮気味で落ち着かない。
趙さんは「サイサイは目に涙を溜めて泣いていた」と明かしており、