このほどドイツの病院に入院していた72歳の女が、同室の患者が使用していた人工呼吸器の電源を2度も切ったとして過失致死未遂の疑いで逮捕された。1回目に電源を切った時、女は病院スタッフから注意を受けたが、約1時間後に再び電源を切ったという。警察の調べに対し、女は「うるさかったからスイッチを切った」と供述しているという。『Indiatimes.com』などが伝えた。
今月1日、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州マンハイムの警察と検察が共同声明を発表し、同市南西部にある病院に入院していた72歳の女を過失致死未遂の疑いで逮捕したと公表した。共同声明によると女は先月29日午後8時前、入院先で同室だった79歳の女性患者が使用していた人工呼吸器の電源を意図的に落とした。幸いにも病院スタッフがすぐに気付いたそうで、電源を切った理由について女は「人工呼吸器の音がうるさかった」と明かしたそうだ。
女性患者の命に関わるとあって、スタッフは女に説明し同じことをしないように注意した。しかしこの約1時間後、女は再び同じ女性患者の人工呼吸器に手を伸ばし、もう一度電源を落としたという。この影響で79歳の女性患者は心肺蘇生が必要な状態に陥り、