エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】二宮和也「16歳の時はトガッていた」 高校生230人へ「若さが才能。いろいろな経験を!」と熱いエール

高校生たちは驚きを隠せず大興奮、ボルテージが一気に加速した。

230人の高校生と二宮和也

ある高校生から「山本さんは抑留者仲間とコミュニケーションをとって絆を深めていきました。人とコミュニケーションをとる上で大切にしていることはありますか?」と質問された二宮は「相手を否定をしないことですかね。そのほうがスムーズに事が運ぶことが多い気がする」と回答。そして「でも僕が16歳くらいの時はちょうどデビューした時で、トガッていた気がします」と当時を思い出して「先生方は大変だと思いますが、この時期にトガッていたほうが大人になってから丸くなる! 大人になってトガるのが一番イタイ!! まだ学校という社会の時に先生たちに怒られた方がちょうどいい!」などと自身を重ねて熱弁した。

他にも二宮は「若い時は『若さが才能』ということに気づいてないけど、大人になるといろんな選択肢が狭まってくる。今は窮屈な世界と思うかもしれないけど、ちょっとチャレンジして失敗するくらいは家族や先生がフォローしてくれるし、甘えられる時期はそれを存分に活用していろいろな経験をしてほしいです! そこから見つかることもあるので!」とエールを送った。

また高校生たちの中には「ちょうどシベリア抑留を学んでいます」という生徒もいたが「こんなに過酷な生活だったのかと驚いた」「山本さんの仲間を励まし続ける姿に感動した」など率直な感想が飛び出した。これに二宮は「抗えない環境にあった人々を過少も過大もせず表現して“人間力”を描きました。そして、それは間違ってなかったと思いました。ありがとうございます」と手応えを感じて胸を熱くしていた。

そんな二宮に高校生たちから映画のキャスト・スタッフ・関係者への応援や感謝のメッセージがびっしりと書かれた寄せ書きが渡された。二宮は「ありがとうございます!!」と大感激、「必ず共演者やスタッフに届けます!」と力強く誓った。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

高校生たちから贈られた寄せ書きと二宮和也

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