生まれも育ちもイギリスの白人男性が韓国のヒップホップグループ「BTS」のジミンに憧れて整形を繰り返した後、2021年に「ついに韓国人になった」とSNSで発言し、世間を騒がせていた。長年かけてやっと憧れのジミンに近づけたものの、昨年には自分が「トランス・レイシャルでノンバイナリーである」と明かし、韓国人女性のようになるために再び整形手術を受けることとなった。そして現在、彼は今までの行動を覆すような言葉を発して、再び世間をざわつかせている。『Fox News』『JOE.co.uk』などが伝えた。
イギリスを拠点にインフルエンサーとして活動するオリ・ロンドンさん(Oli London、32)は、かねてから「韓国人になりたい」と願い続けていた。そして憧れの「BTS」のジミンに似せるため8年にわたって整形手術を受け続けたことで多くの関心を集め、俳優や歌手として活動するまでに至った。
のちにオリさんは、自分の性認識に男性か女性かという枠組みをあてはめようとしない考えを持つことを公にした。その後、せっかくジミンに似せて整形したにもかかわらず、今度は「韓国人女性のようになりたい」と公表し、女性らしく見えるように再び整形手術を受け始めたのだ。
そんなオリさんは今年4月の時点で、過去に整形手術にかけた費用が総額23万ポンド(約3800万円)にのぼると明かしており、家族からの理解が得られず友人らも次第に離れて行ってしまい落ち込んでいたという。その後、整形手術によって女性らしく生まれ変わり、半年ほど女性として過ごしたオリさんだったが、先月に米メディア『Fox News』にリモート出演した際「現在自分はトランスではなく、男性に戻って生活している」と明かし、再び注目を集めることとなった。オリさんは自分がかつて性同一性障害で苦労したことを明かしたうえで、