生前のエリザベス女王が愛したウィンザー城に、毎年恒例の巨大なクリスマスツリーが登場した。女王の崩御後にチャールズ国王の公邸となった城内は、あらゆる場所にクリスマスの装飾が施された。また今年のクリスマスには、3年ぶりにサンドリンガムの邸宅で王室メンバーが集うことが決定した。
現地時間25日、英王室の美術コレクションを管理する「ロイヤル・コレクション・トラスト」の公式SNSが、ウィンザー城に設置された巨大なクリスマスツリーの動画を公開した。
動画では、城の周囲に広がる王立公園「ウィンザー・グレート・パーク」で育てられたモミの木が映し出され、次はこの木が城内の「セント・ジョージ・ホール(St George’s Hall)」にクリスマスツリーとして装飾される姿が登場する。
壮大なホールの天井まで届きそうな巨大なツリーは、高さが約6メートルもあるという。ツリーの飾り付けは2日間にわたり行われ、およそ3,000個のライトと数百個の虹色のオーナメント、紫色のベルベットとサテンのリボンなどが飾られた。ツリーのトップには大きな天使のオーナメントが装飾されている。
セント・ジョージ・ホールは、国賓を歓迎する晩餐会やレセプションパーティのために使用される部屋で、年間を通して一般公開もしている。クリスマスツリーは2023年1月2日まで展示する予定だ。
城内のあらゆる部屋はクリスマスの装飾がされており、別の動画では城内最大の部屋のひとつである「ウォータールーの間(Waterloo Chamber)」で、