生前のダイアナ妃と親しかった女性が、11月に配信するNetflixのドラマ『ザ・クラウン』シーズン5について激しく批判した。同シーズンでは、ダイアナ妃がパリで事故死した日のことが描かれる予定と報じられていた。このような場面を再現する計画について、女性はNetflixの制作陣に「残酷でサディスティック。無神経な人々だ」と激しい怒りを述べている。
Netflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』の最新シーズンが、11月9日に配信開始する。
新たに配信されるシーズン5では、エリザベス・デビッキ演じるダイアナ妃とドミニク・ウェストが演じるチャールズ皇太子による結婚生活の破綻と、それらが王室に与える影響などを描いているという。
同ドラマは歴史的事実をベースに、多くの場面をフィクションで脚色した作品だ。今シーズンでは、故エディンバラ公フィリップ王配の不倫やチャールズ皇太子が女王の追い出しを企てるといった事実に反するシーンがあることから、王室関係者が強く批判していた。
さらに英メディア『The Sun』は16日、Netflixの上層部が1997年8月にダイアナ妃がパリで事故死した日を再現する計画を立てていると報じていた。
これに対し、生前のダイアナ妃と親友だったシモーヌ・シモンズさんが、怒りをあらわにしたのだ。
代替療法士のシモーヌさんは、ロンドンの代替医療センター「ヘイル・クリニック(Hale Clinic)」でダイアナ妃と出会った後、妃が信頼する親友となった。妃は他界する前まで何度もシモーヌさんに相談を持ち掛けており、