エリザベス女王の国葬後、棺が埋葬地であるウィンザー城に運ばれた。敷地内にある聖ジョージ教会で礼拝が執り行われた後、棺はゆっくりと地下にあるロイヤル・ボルト(王室墓廟)へと下ろされた。その後、女王は最愛の夫・エディンバラ公フィリップ王配の棺とともに国王ジョージ6世記念礼拝堂に埋葬された。
現地時間19日、ロンドンのウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われた。1時間にわたる礼拝後には棺が運び出され、王室メンバーが後を歩く壮大な葬列が行われた。
葬列はバッキンガム宮殿前を通った後、ウェリントン・アーチに到着。棺は待機していた霊柩車へと移動され、埋葬地であるウィンザー城へと向かった。
沿道には多くの群衆が集まり、写真撮影をしたり1輪のバラを投げるなどして女王との最後の別れを惜しんだ。霊柩車がウィンザー城前にあるロングウォークに現れると、夜通し並んでいた多くの群衆に出迎えられた。
車両が城内に入ると、棺は敷地内にある聖ジョージ教会へと運び込まれた。チャールズ国王をはじめとする王室メンバーが入場し、礼拝堂には王室スタッフなどを含む800人が参列。ウィンザー司教による厳かな礼拝が始まった。
礼拝が終わりに近づくと、司教が棺の上に置かれた王冠と宝珠、王笏を取り出して祭壇の上へと移動し、