ウェストミンスター寺院で執り行われたエリザベス女王の葬儀後、棺をウェリントン・アーチまで運ぶ壮大な葬列が行われた。沿道で多くの群衆が見守る中、チャールズ国王、ウィリアム皇太子、ヘンリー王子らが女王の棺の後ろを歩いた。棺の上には国王が手書きした母へのメッセージが置かれていた。
現地時間19日、ロンドンのウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われた。寺院の礼拝堂には、王室メンバーや世界各国の首脳、王族、VIPなど約2000人と招待された数百人の一般客が参列し、1時間におよぶ厳かな礼拝が行われた。
葬儀後の午後0時15分頃には棺が国軍砲車に乗せられ、英国海軍の兵士達に引かれてウェリントン・アーチへと向かった。
葬列では海軍、陸軍、空軍など3000人以上の軍隊が荘厳な行進曲に合わせてパレードを行い、棺の後ろには、女王の4人の子供達であるチャールズ国王、アン王女、アンドルー王子、エドワード王子が並んで歩いた。さらにその後ろには女王の3人の孫であるウィリアム皇太子、ヘンリー王子、ピーター・フィリップスさんが続いた。
棺の上には王冠と宝珠、王笏が添えられ、その隣にはチャールズ国王が庭で選んだという女王のお気に入りの花が置かれた。その花束には、