フィンランドのサンナ・マリン首相がダンスビデオで非難の的となったことに対し、ヒラリー・クリントン元国務長官が自身の在職中のダンス写真を投稿しマリン首相を支持した。若き指導者にかつての自分を重ねたのか、パーティ好きなマリン首相に踊り続けるように促したのがかえって批判を浴びることになった。
36歳と世界で最も若い国家元首の1人であるフィンランドのサンナ・マリン首相は、任期中にもかかわらず友人達とダンスやパーティをしている一連の動画が流出し非難を浴びた。さらにその後、公邸で開催されたパーティで薬物を摂取していたとして批判され、動画が公開された直後にはマリン首相の友人の1人が首相の公邸であるケサランタで半裸の友人にキスをしながらトップレスでポーズを取っている写真を投稿した。
現地時間23日、マリン首相は涙ながらに謝罪し「私も人間です」と主張した。また薬物検査を受けたことを明らかにし、検査結果は陰性だった。
この一連の報道に対しヒラリー・クリントン元国務長官は現地時間28日、コロンビアのクラブで踊る自身の写真をTwitterに投稿しマリン首相を支持した。この写真は2012年にヒラリー氏が米国代表として第6回米州サミットに出席した際、サミットの閉会を祝いビールを飲みながらダンスフロアで踊る様子を撮られた1枚である。この時ヒラリー氏は真夜中過ぎにクラブに到着すると、キューバ音楽に合わせてルンバを踊り、約12人のグループで12杯のビール、グラス2杯のウイスキー、ボトル入りの水を注文したという。
ヒラリー氏はこの写真に、